英語でケンカする!

ロンドン在住。日頃イギリス人と派手にケンカしております。
でも英語でケンカは、日本人には不利。
一発で効く言葉、正しい論法、必ず勝てる方法を紹介します。負けないぞ!





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電話が鳴った? こんなの外国じゃネタ。
なんか、この赤田という選手、どれほど大物か知らないが、セコいっちゅーか、妙に鼻の穴が膨らんじゃってるっていうか。(笑)

これ読んで、ガハハハハと笑った人は、多分血中ガイジン度が高いんだろうなあ。

西武の赤田は26日、3度目の契約更改交渉で、これまでと同額の2100万円増の年俸6000万円の提示を保留し、越年が決まった。
 今回の保留は、交渉中に黒岩球団代表の携帯電話が鳴ったことが要因になった様子。赤田は「なぜマナーモードにできないのか」と抗議し、途中で退席したという。黒岩代表は謝罪したが、赤田は「本当は判を押したかったが…。寂しくなった」と話した。


こっちはスポニチから抜粋。
「普通の会社の会議なんかではあり得ない。年に1回の交渉なのに」。思わず席を立ってトイレに駆け込み、泣いた。20分の休憩後に黒岩代表から「申し訳なかった」と謝罪されたが、とてもサインできる心境ではなかった。
実は前日の2度目の交渉でも別の査定担当者の携帯電話が鳴ったため保留。その席では怒りをこらえ、報道陣にも沈黙を守っていた。しかし、2日連続での球団側の“失態”に堪忍袋の緒はプッツン。「途中で悲しくなって、ずっと泣いていた。もう金額の話じゃない」とやりきれない表情を浮かべた。

ふーん。そんなに尊重されないことが悲しいのか。よほどちやほやされて生きてきたんだねえ。

笑えるポイントその1 「マナーモード」

マナーモードというのは、外国の人間からすれば、珍妙な名称なんだよね。前に友人のアメリカ人と話していて、
「ぶーぶー、と震える機能には、マナーモードちゅー名前があるねん」と言ったら、
「ほんまかいな、おもろいな、けど身ぃもたんわな」
という反応であった。
そりゃどの国にも、電話を切っておくのがいい場所はあるが、それは別にマナーに従ってじゃない。あくまでも、そういうシチュエーションで電話を取るのが不都合だからである。

ビジネスのミーティングでありえないというけれど、本当の問題が彼には見えていない。自分の心の中をのぞいたことがないのだろう。
彼にとって問題なのは、ありえるか、ありえないか、ではない。尊重されなかった、という想いが、彼の心のトラウマに触れ、ナイフを突き立てられた気持ちになったのだ
彼にはおそらく幼少時のトラウマがあるだろう。親に一生懸命頼んだことを無視されたとか… 
このように、本人にとって死ぬほど悔しいことでも、他人には「へっ?何で?」となる。笑うのは悪いけど、お互い様。赤田さんだって誰かのトラウマに対して、ひどく鈍感だったりするのだ。子供だな。追いつめられてきーきー騒いで、人を責めるばっかりなんだよ。

笑えるポイントその2 「途中で席をたった」

赤田選手は、自分に気を遣ってくれなかったことに対して、席を立つほどの怒りを見せた。しかし!これを外国でやったら、一同ボーゼン、だ。「なんやあいつ、電話がぴーぴーなったくらいで、何で椅子蹴飛ばして出ていかなあかんの」と、肩をすくめる。

今回、電話が鳴った相手は球団代表なのだ。給料払ってくれる人だ。どういうシリアスな状況で電話が鳴ったにせよ、怒るんじゃなくて、ネタにしてジョークを言わなければ、外国では通用しない。

"Wow It's a same as my ring tone, I thought my wife 's calling me 'bout my salary..well, she is very tough"

「あ、僕の着信音と同じだ。ワイフから金のことで電話かと思っちゃいましたよ、いや実に厳しくて」
みたいなことを言って、どっと笑う。どこのワイフも怖いねえ、と座はますますにこやかになる。ビジネス交渉は真剣な中にも笑いという余裕が求められる。

こういうのが外国ちゅーとこ。赤田はんも大リーグ目指すなら、覚えといて。いちいちピリピリすんのは、ガキの証拠。「寂しかった」って何や。わけわからん。

はよ謝りにいけ。
「えらいすんまへんでした、じつはトイレ我慢しとったんですわ」
でええやんか。

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コメント
はじめまして。
bollocksの意味を検索していて、このブログにたどり着きました。
おもしろくてどんどん読み進んでいって…このテーマ、共感します。
電車で「携帯での通話禁止」っていうのも禁止にしてほしいですね。個人の状況判断にまかせてほしいです。もちろん医療機器に電波が反応して異常作動するって話が事実であるのなら納得できます。それなら電車内、携帯の電源offですよね。日本人の大多数はもっと状況判断する能力やしなって、それを自らに課すことを自然と行えることが必要だと思います。そもそも、いろんなことが切迫していないように感じさせられる社会に漬かっているのが根本的な問題なんでしょうかねぇ。

2006年の記事に対していまさらのコメントですが、内容につい引き寄せられてしましました。
| tomokichi | 2008/10/01 2:15 PM |
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